CT検査の被曝でも、がんリスク上昇の可能性

CT検査を受けて低線量の放射線に被曝したオーストラリアの0~19歳の68万人は、CT検査を受けなかった同年代の1000万人と比べ、その後の全がん発症リスクが1.24倍高いという論文が、英国医学雑誌に5月22日公表された。

オーストラリアの全国民が加入する公的医療保険のデータを使って研究が行われた。

1985年1月1日時点で0~19歳だった
1985年1月1日から2005年12月31日までに生まれ、調査時に0~19歳だった
のいずれかの条件を満たす1093万9680人を対象にした。

医療保険のデータベースを使い、1985~2005年までにCT検査を受けた68万211人(検査群)と、検査を受けなかった1025万9469人(比較群)の、2グループに分けた。

CT検査の59.4%は脳に行われ、その中の82.0%は1回、18.0%は2回以上行われた。1回のCT検査による実効線量の推計平均値は4.5mSVだった。

2007年末まで追跡調査を行い、検査群の3150人と、比較群の57524人で、がんの発症を確認した。平均追跡期間は、検査群が9.5年、比較群が17.3年だった。

その結果、比較群と比べ、検査群のがん発症リスクは全てのがんで1.24倍高かった。脳腫瘍は2.13倍、脳腫瘍以外の固形がん(消化器がんや皮膚がんなど)は1.20倍、白血病などの血液がんは1.19倍高かった。

また、最初にCT検査を受けた時の年齢が0~4歳、5~9歳、10~14歳、15~19歳の場合の全がんリスクは、比較群と比べ、それぞれ1.72倍、1.40倍、1.21倍、1.21倍だった。つまり、最初にCT検査を受けた時の年齢が低いほど、リスクが高い傾向があった。
詳しくはhttp://apital.asahi.com/article/tsubono/2013060300009.html
朝日新聞医療サイトで

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